ユナイテッド退団選手について語ろう 20/21、21/22シーズン編

 体調を崩しながらもなんとなくブログの題材がなく困りながらさけしさんのブログを読み漁っていたら、ユナイテッドを退団した選手ならパッケージが決まっているので書きやすいんじゃないかと思いつきました。

ここ3シーズンぐらいを対象にします。22/23は人が多いので次回。よろしくぴょん

20/21

クリス・スモーリング

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フラムから8Mユーロで獲得されたのが10/11シーズン、つまりファーガソン時代末期に獲得され、フィル・ジョーンズやエヴァンスと共にユナイテッドのCBの主力になるはずだった男は、最後まで信頼され切れることはないままローマへと移籍していった。もっともユナイテッドに来てから出場時間がリーグ1000分を毎シーズン切ることなく出場し続けたのは彼の貢献と言えるだろう。

19/20シーズンからイタリアの名門ASローマに移籍し、そこでは定位置を掴んでいる。注目すべきところの一つは得点力で4シーズンのうち3回は3得点を挙げており長身を生かしたセットプレーで存在感を発揮している。

マルコス・ロホ

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2018W杯でエムバペにぶっちぎられたことでも有名なロホは14/15シーズンに20Mユーロでスポルティングから獲得された。その14年のワールドカップでベストイレブンに入ったことから期待された。ファン・ハール期に獲得された彼の活躍はモウリーニョ期前半までがピークであった。一部報道(マンチェスター地元紙)では活躍した三年間以降はユナイテッドは彼を放出しようとしていたらしく、18年夏に売り始め20年冬売ったということから買い手がつかず残留していたということがわかる。

放出先のポカジュニオーズではそこそこ出場しており主力として立ち位置を確保しているようだ。

↑ポカジュニオーズウォッチャーの方談 

オディオン・イガロ

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上海のチームにいた元プレミア戦士はローンでユナイテッドに加入。ルカクが退団しラッシュフォードが長期離脱が決まったためFWの数が少なくなり、急遽冬移籍で獲得された。当初は半年だけの予定だったが、彼のボールが収まるところや規範的な性格からもう一年ローン延長となった。結局延長されたその年はカバーニの獲得で出場機会は減ったものの、ネガティブな発言はすることなく、ファンから愛されて退団していった。

ユナイテッドから退団後はアルシャバブ→アルヒラルとサウジリーグでキャリアを過ごしている。2シーズン連続でクラブW杯に出場しており充実した選手人生を送っているようだ。

アレクシス・サンチェス

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アーセナルで活躍し、マンシティとの競合の末獲得したサンチェスだったが、結果は散々たるものであった。45試合出場して5ゴールである、約40万ポンドとも言われる週給に対して全く活躍できなかった。そして彼はユナイテッド退団後に、入団直後からユナイテッド加入を後悔したと語っているようにクラブにも馴染めなかったようだ。

退団時もユナイテッドを悩ませた。まず非常に高い給料を負担してくれるクラブは現れず、ユナイテッドが給料のほとんどを負担し、インテルへローン移籍。そしてインテルで4G9Aと結果を残し、これまたユナイテッドがほとんどの給料を負担しインテルへフリー移籍していった。そしてインテルでぼちぼちの活躍をしたのち、今季からマルセイユへ移籍ここまで9ゴールと活躍を見せており、彼が輝けなかったのはユナイテッドだけ、と言う結果になっている。

21/22

ダニエル・ジェームズ

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今はサッカー界から追放されているギグスが獲得時に推薦があったとされ、スウォンジーから18Mユーロで獲得されたウェールズ人。獲得時は層の薄かったウイングのオプションの一つ、というイメージだったと記憶しているのだが、獲得された19/20シーズンにはPL33試合出場で3G6Aと主力級の活躍を見せた。

個人的に印象に残っているのは開幕戦のチェルシー相手に得点したシーンとセインツ戦でのデルピエロゾーンからコントロールショットで得点したシーン。結局この得点以降にこのシーズンでPLで得点することはないのだが、このシーズンの前半の主力であった。結局このシーズンの後半から地位が下がり、途中交代や、ターンオーバーで出てくる選手になり、そのポジションは退団時まで変わらなかったのだが、日本サポーターからはジェームズたん、と愛されていた。

まだ若かった彼の退団の理由はシンプルでCR7が来たから。そしてリーズが29Mユーロと非常に高いオファーを出してくれていたからだ。スピード感があり守備で走ってくれるものの、足元の技術はユナイテッドレベルとは言えず(これはファーディナントも同じことを言っていた)サンチョも加入していたことによる出場機会の低下は否めなく、退団が双方にとっていいように思われた。

リーズではビエルサが彼を気に入っているという話があり、実際に彼のもとで重宝されていたが、監督がかわると22/23シーズンはフラムへローン移籍。これからも私の好きな選手であり続けるであろう25歳の今後に期待だ。

セルヒオ・ロメロ

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15/16シーズンにイタリア、サンプドリアからフリーで獲得された彼は、アルゼンチン代表の正GKを長い間勤めていた。そんな彼を長いことセカンドGKとして扱えたのは幸運と言える。そして、不遇な扱いを時々受けながらも不平不満をメディアに漏らすことなく模範的な生活を続けてきた彼をリスペクトするファンは多い。彼は主にデヘアが怪我した時や国内カップ戦、ELを主戦場にしており、そこでの安定感のあるプレーはユナサポの多くの印象に残っている。

契約満了で退団したのち、セリエAに昇格していたヴェネツィアに移籍。一年を過ごしたのち、母国のボカ・ジュニオーズに入団した。


ということで20/21、21/22シーズンに退団した選手をまとめてみました。いかがでしたでしょうか。次回は22/23シーズンに退団した選手を扱います。ポグバやリンガードといったフリー組や電撃退団したCR7まで!次回もよろしくお願いします。Twitterでの拡散にご協力いただければ嬉しいです

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