自分のこれまでを振り返ると、さまざまな夢が芽生え、そして破れていった。せっかくなので、それをまとめてみようと思う
:目次
1.プロ野球選手
2.ゲーム実況者
3.歴史学者
4.在英サッカーライター
5.プロゲーマー
6.ニッチなライター
1.プロ野球選手
小3のころからプロ野球に興味を持ち始めた。雑巾でゴロでアウトにする練習、畳んだ折りたたみ傘でバッティング練習をし傘をゆがませる日々。そしてやっと手に入れたグラブとボールを毎日上に投げ続けボールは指紋で真っ黒になった。
しかし、チームに所属することはなく、「もうプロを目指すには遅いか…」という気持ちが中学生になったころに芽生えた。そして今バッティングセンターで小学生に混じり80kmのボールをファールにするのがやっとの20歳ができあがった。
2.ゲーム実況者
私が小学生のころにYouTubeが本格化し、特にゲーム実況者に憧れを抱くようになった。ありふれたゲームを面白く、わかりやすくする実況者に夢中になり、自分も「ゲーム実況者になるなら…」という体でブツブツ言いながらプレイしていた。
しかし、編集に耐えうるパソコンが手に入ったのは大学生になってから、その頃には「自分は面白い人間ではない」と気づいていた。結局だらだらとした生配信をしてチャンネル登録者15人を抱えるのがやっとの20歳ができあがった。
3.歴史学者
小学生の頃に歴史漫画を読みふけり、歴史上の人物の奥深さに惹かれた。武将のカードを作り、本を山に見立てたジオラマを作るほどの熱中ぶり。歴史検定三級に合格し、大学で歴史の研究をしようと考えていた。
しかし、中学生に入ると突然興味が失せ、かつての武将カードも押入れの奥へ。そして時が流れ、もはや高校のテストの歴史を乗り切るのでやっとの20歳ができあがった。
4.在英サッカーライター
中学生のころにW杯がありサッカーにハマった。知識を詰め込み、サッカー好きとしてそれなりのレベルに到達。選手は無理でも、サッカーライターなら…と、本場イギリスで取材しながら生活することを夢見た。
しかし、いつまでたっても語学力は向上せず、在住など夢のまた夢。さらにライターは競争が激しい職業だと大学生になって痛感。結果、時々更新するブログで3いいねをもらうのがやっとの20歳ができあがった。
5.プロゲーマー
高校生の頃に『FootballManager(FM)』というゲームにドはまりし1000時間以上を捧げた。日本でのプレイヤーはツイッター上に100人ほど。「これならワンチャンあるのでは?」と考え、日本では誰もやっていなかったFMのオンライン大会を主催した。
しかし、そもそもユーザーが少ないゲームは大会が盛り上がるはずもない。自分が開いた大会でも優勝することは2回に1回程度。「こんな実力ではプロなんて夢のまた夢」と悟る。界隈で名を知られていると勝手に思っているが、たぶん誰も知らない20歳ができあがった。
6.ニッチなライター
大学生になり将来を考え始め、「なんとか会社勤めを回避するにはどうすれば?」と模索。そこで「仕事」に着目し、特定の業界に詳しいニッチなライターならフリーランスとして食っていけるのでは?と目論んだ。
しかし、ライターは非常にシビアな職業であり、特に仕事として成立させるのは至難の業。そもそもどこから取材を始めればいいのかわからないまま計画を凍結。そして、就活もせず、大学に残る覚悟もない20歳ができあがった。
いかがだったでしょうか。私の夢が破れた話。書いているうちに自分の半生を振り返り、ちょっと落ち込みました。まぁ、それでも生きていくしかない。それが人生ですね。
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